”ごめん”だけじゃダメな時もあるんだよ
トレイシー・チャップマン。そのデビューアルバム(TRACY CHAPMAN 1988年)を僕が手にとったのはたしかCD屋(タワレコだったかHMVだったか)の手書きのキャッチになにか惹かれるものがあったからだ。
試聴してみたら弾き語りではじまる「Talkin’ About a Revolution」がカッコよく、つづく「Fast Car」の内省的な感じとか聞いて欲しくなったんだよ、すぐに。
当時スザンヌ・ベガとかフォーキーですこし暗めで社会派な曲がヒットしてて僕もそういうのが好きになってた時代だな。・・疲れてたんかな?きっと手書きのキャッチコピーを書いた店員さんも疲れてたんだと。
でもまあその昔からボブ・ディランは神のように好きだったからね。フォーク弾き語りも好物なんだ。
で、実は試聴してこのCDを買ってライナーノーツを読むまでは男だと思い込んでいたという(笑)
だ、だってチャップ”マン”だしね。
いやぁ失敬した。この曲のかわいさを聴けばほんと申し訳ない。めっさかわいらしいだろう?
「ごめん」「許して」
それがあなたの言えることの全て?
こんなに長いこと一緒にいるのに
言葉は簡単ではないの
「ごめん」や「許して」だけでは
でもあなたはこうも言える
「君を抱きしめてもいいかい」
もし正しい時に正しいことばを選べたら
あなたはわたしのもの
くーっ、いい歌じゃないか。
この歌はもしかしたら終わった恋への後悔を歌っているのかもしれない。
でもこの曲の切なくも優しい感じと”You’ll be mine”というところ(私はあなたのもの、ではなくて)
それがなんかホンワカさせんだよな。やりなおせそうな気になるだろう?
彼女の歌はアフリカンのリズムがそうさせているのか、独特なノリがある。それが当時気持ちよかった。
そしてトレイシー・チャップマンと言えば大ヒットしグラミーの最優秀レコードにノミネートされた名曲「Fast Car」
たんたんと繰り返すフレーズ。決して明るいといえない(ていうかとても暗い)曲調。
この歌の歌詞はまさに名作なので、また別の機会にじっくり書く。
名曲。
でもやっぱりFast Carは重~いので、今日はやさしくかわいい「君を抱いていいかい」をどうぞ。
|
|


コメント