麺や勝治(関内)

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ここで言いたいのは、このラーメンは美しいということだ。
ラーメンが美しい?と疑問をもつ人もいるだろう。
美の基準は千差万別だから、一概になにが美しいといって共感はえられないかもしれない。
いいんだよ、だから収まるとこに収まって平和なのだ(なんの話だ)

だが何と言われようと、このラーメンは美しい。
ほら見てごらんなさいよ。

このラーメン屋さんは語ることがいっぱいあるんですが、そんなことをしたらたいへんなことになるんで控えます。いやたいへんなことって、別にそんなたいへんじゃないんですが。おおげさな性分なんですが。

まずこのお店の特徴は牛でダシを取っているとこです。
豚骨があるから牛骨!って誰もが思いつきそうなんですが、牛骨でおいしいって絶賛される店ってほんとないんですよ。僕も何件も回りましたがね。やっぱ豚骨か鶏ガラ、最近じゃ煮干しなんですね。
牛骨はなんともへんなクセがでるんですよ。ラーメンとしての相性がいまいちって印象。
そー僕もずっと思っていたんですが、ここは違った。

鶏ガラをあわせてあります。最初食べたときは牛骨という予備知識がなかったもんで、なんだろうめずらしい味がすると思ったもんです。
どうやらもともと戸塚の鉄板焼き屋さんが元らしく、そこでつかう近江牛を使ってるらしい!

さらに焦がし玉ねぎの甘さがスープを特別にしている。
あっさりとはいいませんが、馴れたトンコツに比べればあっさりすっきりです。そしてなんともいえない旨味があとひきます。

塩ラーメン推しのようですが、醤油ラーメンうまいです。
のっかってるのが低温で仕上げたジューシーチャーシューとレアでやわらか牛のバラ肉。素敵。なんつうか素敵。牛骨ラーメンというか牛肉ラーメンです。

そしてこのお店でのもうひとつの推しは、青唐辛痛麺!食えばわかるうまさ。
夏場限定では青唐辛痛冷麺もあって辛くてやみつき。
普通・大辛・激辛とあるんだけど大辛がおすすめ。激辛は辛すぎてラーメンの味がしなかったよ。。

この青唐辛痛冷麺は麺が写真のように翡翠のよう。スープは透き通った僕の瞳のよう。な?美しいだろう?
麺のグリーンはわかめを練り込んでいるそう。おかげでスープの刺すような辛さが下品にならずに、牛コツの旨味やカイワレ、ネギの爽やかさと相まって感じるバランスのよさ。

美しい。

ちょっとホメすぎたか。控えてなかったか。
惜しむらくは関内の駅ほど近くの立地だけど、あまりに路地裏でここにあることを気づかぬ人も多かろうということ。なぞの動くラーメンオブジェもめだたない。

まぁ僕的にはめだたないほうが混まなくていいが。。

麺や勝治
神奈川県横浜市中区常盤町3-22-4
関内駅から徒歩3分

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