Love is Noise/ The Verve

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愛することで何があったんだろう?

印象的なコーラス(?)がリフとなってはじまるこの曲。
イギリスのロックバンド、the verve(ザ・ヴァーヴ)が再結成され作成された通算4枚目のアルバム『FORTH ~再生』から。その後再解散(というのか)している。そしてまた再結成されたんだっけな?

このMVや苦悩っぽい歌詞のわりにシンプルで爽快感のある曲。ザ・ヴァーヴらしくないっちゃぁらしくない曲。


なんせのっけからのコーラスというかサンプリングがいいよね。うっうーうっうーだもんな。
そして神経質そうなリチャード・アシュクロフトの風貌と声。
普遍的なUKロックなメロディーとビート。たんたんとしていて、しかし力強い。
愛とはノイズで
愛とは苦痛で
愛とは俺の口に蘇ったブルースらしい。

 

ヴァーヴの代表曲といえばBitter Sweet Symphony。ローリングストーンズのthe last timeから盗用問題をつつかれて大ヒットしたのに1000ドルしか得られなかったらしいが。


最初はぴんとこなかったんだけど、何度か聞いてると中毒性がある。
このビデオでリチャードが誰にぶつかっても(特に乳母車!)無関心でただ歩いているというのは、世の中の無関心を表してるとか。
変わらない、変えられる、変わる、変われない。
この世の混沌たるところと主人公の逡巡がうたわれている。

 

2019/5/30 追記
なんでもストーンズのミック・ジャガーとキースがこのビター・スィート・シンフォニーの著作権を全面的にヴァーヴのリチャード・アシュクロフトのものとするのを認め、これ以降のロイヤリティはみんな譲渡することになったってニュースがタイムリーにはいってきたよ。

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