(1981)
DARE!収録
邦題「愛の残り火」
前回のソフト・セルにしろこのヒューマンリーグにしろ、僕の中ではやはり1発屋のイメージがあるのですが、いやヒューマンリーグはもう数曲ヒットがあったか。何年か後に「ヒューマン」とか。
ま、なんにしろこの曲は売れた。全英どころか全米も1位になった。
イントロからビョンビョビョビョンビョンと電子的な音で印象的なフレーズ。キャッチー。
耳に残ったたしかに。耳に残り火。
この1980年の頭に音楽業界に一つの大きな動きがあった。MTVだ。
ロックやポップスを中心に音楽を24時間流し続ける番組が生まれたのだ。
おかげでミュージックビデオ(プロモーションビデオ・プロモ)を作るのが当たり前になった。そしてこういう打ち込みやシンセのバンドは演奏シーンより、このヒューマンリーグようなドラマ風にしてそれがまたおおいにうけた、うけた。リスナーの幅もひろがった。
お茶の間に音楽を。
この曲もスパイ映画もしくはサスペンス映画みたいなビデオとともにガンガン流された。日本ではMTVはまだなかったけど、TVK(テレビ神奈川)のミュージックトマト、通称ミュートマで本家MTVでガンガンやってるプロモをガンガン流してた。当時ミュートマは洋楽の数少ない情報源だったんで僕も食い入るように見てたもんな。プロモ、めっさ刺激的だったもの。曲と一緒に映像も記憶に焼き付いた。
そしていち早くニューウェーブの旗手たちはそれを利用した。
その頃はハードロックもパンクも一通り出尽くして停滞してたんだろう。飽きられてきた。
そこに映像と耳新しいポップな電子ミュージックが現れたのだ。キーワードはおされだ。
そして僕らが洋楽にはまっていった中学生時代はまさにその頃に重なっているのだ。
過渡期でとても混沌としてたし、いろんなの毛色の音楽が出てきたときなんだろう。
いい時代に僕らは音楽少年だったのかもな。
かといってもその頃の少年、つまり僕はまだまだハードロックやクイーン、そこからツェッペリンなどに遡っている時期でやっぱり電子音楽はあまり、というか全然手をださなかったけれど。
つうか中学生にこれはないだろ。ルックス的からないだろ。
でもやっぱイントロ、メロディ、曲展開はカッコイイと思ったかな。
ドンチューウオンミーベイビー、口ずさんじゃうもんな。
それと途中で挟まれる女性ボーカルね。なんかパンクの残り火感じたなぁ。
歌はへただよね全員。
これはテレビドラマ、グリーのリア・ミシェル&ダレン・クリスのやつ。
こっちのほうがいいかも。おバカだけど。
他にはビル・ワイマンの幼な妻(というか犯罪)のマンディも歌っているけど、たいして見る価値なし。


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