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ひなた(吉田修一)

男女4人のそれぞれの目からみた”生活”。たんたんと日常を切り取る吉田修一はすごいなあと思う。この人の本は大体があまり”救い”とかないのだけど、いつも圧倒的にリアルを感じられて、胸に残る。 「悪人」のようなドラマチックな話はない。でもそう、...
つれづれ(エッセイ)

異文化コミュニケーション

今日は朝から満員電車に乗ってしまった。いつもだって座れはしないけど本くらいは読める。しかし今日は本どころかケータイも出せやしない。 どうやら乗り込む時にギャルのグループを僕が分断してしまったらしい。 どの子も頭の上か後ろしか見えず、...
つれづれ(エッセイ)

スケートとお風呂もしくはレインボウ

デートに誘うと近くにできたスーパー銭湯に行きたいというのだ。あのスーパー銭湯たしかにたしかに僕もできた時から気になっていた。 ああ、しかし風呂じゃいきなり男女は分かれ分かれじゃないか。 「もっといい風呂知ってるよ。レインボーバスって...
つれづれ(エッセイ)

あぶく

僕があぶくを吐くのは僕があぶくだからに他ならない。海から生まれたあぶくならば美の女神(アプロディテ)にもなるだろうが僕のあぶくじゃ溜め息しかならない。 今日は中目黒から旧山手通りを渡って代官山を抜けてそして渋谷まで、歩いた。 ただ何...
つれづれ(エッセイ)

ハラキリ

死者にムチうつようで申し訳ないが、校長が死ぬな。 それこそ身を挺して子供の自殺を防ぐべきの大人が自殺するな。 自殺するのだから、ひどいプレッシャーがあるのは想像が出来る。いや想像以上のプレッシャーなのだろう。でも僕は憤然とする。 ...
つれづれ(エッセイ)

因果はめぐるめぐる

因果応報と言う言葉が好きだ。まいた種は刈り取らねばならないという法則。 昨夜ある本を読んでいたらそれにまた当たった。 カルマ。それはキリスト教的哲学なのかな。いや仏教にもあるか。やはり普遍なものなのだと思う。 天にはいた唾は戻って...
つれづれ(エッセイ)

心臓の悪い人は読まないほうがいい

かなりやられた。 下北沢で1杯やって、帰宅途中のことでした。 それは東横線。各駅だけ停まる駅東白楽を急行電車で軽く通過しようとした時、急ブレーキが。 あれ?急行はこことまらないのになぁ。 ホームで停車、しかしドアは開かず。ホームでは...
つれづれ(エッセイ)

僕たちの洋楽ヒット

「僕たちの洋楽ヒット」というCDを貰った。仕事繋がりの方に。 「俺さん(俺さんとは呼ばれていないけど)、音楽好きだから懐かしいかと思って」 収録曲 バイ・バイ・バーディ /アン・マーグリット (聴いたこともない) グリーン・オニオン...
つれづれ(エッセイ)

カクテル

今日は色のついたお酒を飲んでる。 シーブリーズ。 クランベリーのピンクがなまめかしい。ウォッカだ。 スカイダイビング。 今度は青だ。ラムだ。 ところで皆さんは、もしくは美奈さんはお酒好きですか?好きだとすればどうしてで...
つれづれ(エッセイ)

ニュージーランド永住

ニュージーランドに永住したい。羊の数かぞえて暮らすんだ。眠るのに困ることはないぞ。 ニュージーランドってのは受け売りで、行ったら楽しいのはきっと最初のひと月。俺の場合きっとそう。すぐに飽きてしまうんだ。 俺は週に2回は大きな本屋...
つれづれ(エッセイ)

ゲージュツとは

今日は二科展の評議の方と面白い議論。何がアートか、誰が芸術家かという。 ある時の二科展での話。 二科は油絵が主だからか、ダビデの像の写真を拡大や縮小で並べ少し着色したという作品を受けとらなかったそうだ。 その評議のおばちゃんはその...
つれづれ(エッセイ)

1に1を加えると

結構のんだなぁ今日は。 いつもですけどね。 下北にて、仕事で一目置いているTY氏と飲む。一年ぶりか。 彼は一匹狼で、それがすごいなぁと思う所と、やっぱり一人だから限界が見えるなぁというところを俺は見てて感じています。 そいで...
つれづれ(エッセイ)

YELLOW BLOOD

最近巷では日本的なビジネス感覚というのが薄れている。それどころか疎まれている。 日本的なビジネス感覚はどうやら過去のもので、格好悪いとか負け組だとか、淘汰されるもののようだ。 何もかもがアメリカナイズされて行くが、それはまぁ今に始まったこと...
つれづれ(エッセイ)

進ぬ!

なにかを手に入れようとすれば遠ざかる、もしくは失ってしまう。拾うように零していくのだ。 目をそらせば無くさずに済むものもあるだろう。気付かぬふりをすれば悲しみさえ置き去りにできるかもしれない。 歳をとるということは、全てを手に入れる...
つれづれ(エッセイ)

ユリゲラーは今日も雨だった

外は雨。寒い雨が降る日。 寝たきりの人に見舞いとして食料を。 刺身とか買っていって「食べれるわけない」と一蹴。 いや俺が食べたかったの。 あと買って行ったのはイチゴ、バナナ、オクラのサラダ、アクエリアスのでかいの、エクレア、ホッ...
つれづれ(エッセイ)

豚は太るか死ぬしかない

夕べはインフルエンザウイルスに対する消毒として遅くまでジンライムを何杯だっけ? ここのバーテンにはひとりだけ女の子がいて、ショウコちゃんというんだけどこの娘がなかなかのバーテンダーぶり。研究熱心。 他のバーテンよりカクテルがうまく感じる...
つれづれ(エッセイ)

ふかづ

下北沢で深津絵里をみた。 もしかしたらそっくりさんかも知れない。 あれ深津絵里かなとじっとみたらバッチリと目があった。ここは負けてはいけないと僕も目を逸らさない。 がん見。 深津がわの気持ちとしては「あら、バレちゃったわ。それに...
つれづれ(エッセイ)

関西と関東のお笑い考(うそ

Jさんより今どこ?とTELあり。 俺銀座。 ではランチしましょうと。そうしましょう。 じゃぁ一時間後、銀座でと。 なぜか銀座にいた俺が遅刻。 すみません。 そしてJさん和風きのこスパ。 俺BIGハンバーグステーキ350gき...
つれづれ(エッセイ)

エッシャーの手

今日はほら、渋谷のBUNKAMURAまで出っ張って「スーパーエッシャー展」を見たんだった。なにがスーパーなのかはようわからん。 初期の風景作品から無限モザイク、3次元描写、そして有名なだまし絵とエッシャーの作風が確立していく様が大変に...
つれづれ(エッセイ)

ランチでの一こま、つまり噴飯もの。

某プリンスホテルにてランチを食べていると、いかにも外国のエグゼクティブを案内通訳している課長がいた(見た目) 課長(だから見た目だってば)はかなりあがっているみたいだった。なんとかこうとか通訳してオーダーを頼む。しかしメニューには英語があ...
つれづれ(エッセイ)

忍者はったりくん

僕はみょうな自信を持っている。 そしてその大半ははったりだと自覚している。 仕事で僕は涼しい顔ではったりをかます。ひとつは自分を追い立てるために。もうひとつは相手を下ろすために。 僕がポーカーをやったら強いよ。みんな僕のはったりで下り...
つれづれ(エッセイ)

クレイジー・トレイン

今日は早朝ヘビメタで目が覚めました。 どうも夕べ蹴ってしまったのがステレオのリモコンでタイマーが入ってしまったみたい。。。 最近はソニーのハードディスク・ウォークマンで音楽を聴いてる。こんな小さい機械にいっぱい入るよね曲数。 だか...
つれづれ(エッセイ)

空を見るひと

今日の真っ昼間、下北沢の往来の真ん中に立ちすくんで空を見上げている女の子がいた。 女の子といっても25はきっといってるんだけど、じっと空を見上げてた、ひとりで。 長い間だと思う。僕がかなり離れたところを歩いてるときに気付いたんだから...
つれづれ(エッセイ)

帰り道の恋

今日の帰りの東横線。僕の向かいに座った彼女は10人に聞けば9人がキレイだというだろう。 ノーメークの米倉涼子みたいな感じだ(見たことはないが) その彼女は座るとおもむろにスニーカーをぬぎだした。涼しい顔で。そしてバッグからうまそうな...
つれづれ(エッセイ)

熱帯のはじまり

渋谷の駅でかがみこんで何やらバッグをかきまぜてる女の子。 しゃがんだ背中側からパンツみえてます。これがすげぇセクシー。黒なんだけど横は完全に紐。そこにTバックっつうかフンドシのようなものが金いろ輪っかで繋がれています。おぉ。 もちろんが...
つれづれ(エッセイ)

テロリスト時代

何を得ようとするのか 積み重なる死体の山 死に対して死を持って 死と死の争いだ 死と死だけの競争だ そこに生はない 生はないがしろだ 生は置き忘れられた 死のための死だ 死に意味はあるのか 死はなにかの行為か ...
つれづれ(エッセイ)

さみしくても死なない

まじっすか! 今日ウサギは淋しくても死なないって聞きました。え、そうなの?僕はけっこう信じてましたぜ、ウサギ伝説。ガセビアなんですって。もともと単独行動とっている動物だから淋しくないんだって。なんだよぉ。 小学校のときウサギ飼ってい...
つれづれ(エッセイ)

僕の言いたいことは

「私は淋しい人」と書く人に「気の持ちようだ」といったら、 わかってもらえないんですねと言われた。 心を伝えることも心を感じることも、むつかしいことだ。 少しアルコールが残っている頭で仕事をする。 誰もいない仕事場は快適だ。冷房か...