Ann Wilson
1950年6月19日生まれ
Nancy Wilson
1954年3月14日生まれ
アメリカ カルフォルニア出身
一世を風靡したロック・バンド「ハート」のメンバーで美人姉妹のふたりだ。
姉のアンがボーカルで妹ナンシーはギター。ハートで歌姫っていえばアンなのかもしれないがナンシーがリードボーカルをとって大ヒットした曲もある。ナンシーのかすれ声も捨てがたい。
姉のアンは黒髪、ブルネットでパワフル。妹のナンシーはまっ金髪でアクションもド派手なギタリストだった。
なんせハードでセクシーでグラマラスなバンドだった。結局ほかのメンバーはさんざん変わるわけで、この二人の姉妹ユニットのようなものだったのだな。
僕は実は妹でギターのナンシーの方が好きだった。もちろんボーカルのアンも好きだったけどどちらか選べといったら。まぁなに選んでんだって話だけど。
ハートはレッド・ツェッペリン大好きで影響をもろ受けている。
まずは初期のまだド派手になるまえの映像で1976年のデビューアルバムからヒットした曲「Crazy On You」
ツェッペリンっぽい。
この頃はちゃんとバンドとしてまとまっているようだ。実はナンシーはもう一人のギターのロジャー・フィッシャーとデキていたお付き合いしていていて、アンはバンドのマネージャーでロジャーの兄のマイク・フィッシャーとデキていたお付き合いしていたらしい。ダメなんだよなーグループ内の色恋ってさー、まして兄弟姉妹でややこしい。
そして案の定両方ともお別れになって、実質姉妹ユニットとなっていく。
低迷期を経て、1985年のアルバム『Heart』でメークもばっちりのハードロック、ヘビメタ路線に突入。大ブレイク。このあたりが僕もリアルタイムで好きになったころ。
きれいでハードでちょっとおおげさで、キッズのまさにハートをつかむよねー。
で、そのアルバムからそこそこのヒット曲「What About Love?」。このゴージャスでおおげさな感じがよかった。
なんとも雰囲気もあるしパワフルでもあるいい声じゃないか。ビデオは当時大はやりだったわけのわからない世界観。。思い出すなあ。
時代が彼女らとマッチして「Never」や「Nothing At All」、ナンシーがメインのボーカルをとった「These Dreams」を大ヒットさせ黄金期となる。特に二人が美しいビデオを。
そして代表曲の「Alone」のヒットとなる。
アンはじょじょにじょじょにパワフルを体現なされるようになって、それこそビッグになっていった(体形が)。妹ナンシーはいつまでもスレンダーで素晴らしかった(いやアンだって素晴らしいですって)
それではこの全米ナンバー1ヒットの「Alone」は2016年ロイヤルアルバートホールでのライブバージョンで。
貫禄あるなぁ。
そしてツェッペリンをルーツにしている彼女らは、そのツェッペリン爺さんたちの前でも貫禄を見せつけたね。「天国への階段」
オバマさんも夫婦でおるね。
最後にアン姉さんがアメフトのキックオフの時に歌った独唱。
2014年の映像だけど、後半の盛り上がりの健在っぷりがすごい。御年当時64か。そりゃ観客も声を上げるわな。このあとご結婚なされたみたい。それもすごいしおめでたい。
来年アン姉さんは70歳。今もパワフルは健在で現役でやってるようだ。
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