トレッキング・ポール

山へハイキングに行くとき、なかなか使えるってやつを紹介する。

トレッキング・ポールだ。つまりストック。杖だな。転ばぬ先の。
最近高年齢な方たちも街中で使っている。

僕とかみさんが使っているのはスキーのストックみたいなやつで、両手でつかう。
収縮するやつで使わないときは６０ｃｍくらいに短くでき、リュックに差し込んでおく。重さは220ｇ。
たいてい僕のとかみさんの2セット両方がなぜか僕のリュックにささっている。でも大した重さではないので文句はいわない。。

手がふさがると山に登るのに不便に感じるかもしれない。まぁ本格的な岩登りとかハードクライミングにはそうだろう。
でもハイキングなど低山登山にはあったほうが僕はいいと思う。

特に下りだ。山は頂上に行ったら降りてこなければならない。登ってる最中も案外下る場面がある。
その時に膝の負担を考えるとだんぜんあったほうがいいと思う。特に体重のある人（僕のことだ）は足にダメージをあたえ、あとあと悲しいことになる恐れがある。これを使ったあとでは膝や足全体の疲れやダメージが少ない気がする。

ストックがあればちょっと高めの段差も、どすん、じゃなくて一旦手を（ストックを）ついた感じでゆっくり降りれる。
最初は慣れがいるかもしれないが、すぐに慣れるし、慣れれば安心感がぐっと増すこと請け合い。

登りも推進力の補助として使う。案外一日使うと腕や胸の筋肉が少し痛い。その分足の負担は少なかったということだし、なにより足だけじゃなく全身の運動になっていてよいだろう。

他にも使っていくと歩くリズムがとりやすいし、バランスもとりやすいといいことが多い。

で、どういうトレッキングポールがいいのか？
形は大まかに二つで、僕たちがつかっているスキーのストックみたいのと、それこそ杖のような持つところがTの字みたいになっているやつ。
まぁ自分にあうほうを選ぶのがいいけど、よく見かけるのはスキーのストックタイプだね。

僕が思うのはまず軽いやつ。これは当然誰もが思うだろうけど。
それと安いやつでいいと思う。それこそ拾った枝や竹を杖にして登っている人もいるし、しょせん杖。転ばぬ先の。
登山の店やスポーツ用品店でみると1本（1セットじゃない)1万とかしているものもある。もっと高いのもある。
使ってみたことがないから高いものは評価できないけど、そんな特殊な機能はなくてもいいと思う。
所詮杖だ。軽い杖で長さが短く持ち運びができればそれでいい。

かといって安いからってすぐ折れてしまったりじゃ困る。
使ってるのはこれ。２セット４本で６０００円しなかった。
１本あたり１５００円以下かよ。どーゆーこと？

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DABADAという中国のメーカーだ。安かろう悪かろうですぐ折れちゃうんじゃないの？って最初はそこが不安だったけど、けっこう無茶しても折れないし不都合はないな。
もうなんだかんだ３年以上使っていて、十分元はとったと思う。１００キロウォーキングでも２回も使ったし。
重さもそんなに気にならない。なんせ僕は山につくまではいつも２セットもってるからね。
グリップがコルクなのも握りやすくていいと思う。

なぜか僕のほうだけ少しグリップのところや地面をつく先っちょのほうが痛んできたので（体重のせいだとはわかっている）今回また買いなおすことにした。
安いだけに商品にムラがあったりするのかもしれないが、今のところ通算４セットでハズレはなかった。

トレッキングポール、おすすめ。