磯つぶ貝

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つぶ貝とばい貝という貝がいる。
どうも僕は区別がついていない。
なんとなく大きくて少し線状のごつごつがあるのがつぶ貝で、小さいのがバイ貝というイメージだったのだが、市場で買ったこれは「磯つぶ貝」とあった。

うーむ、ばい貝じゃないのか。

と、いろいろネットで調べると磯つぶ貝の正式名称は「エゾバイ貝」らしい。
どっちだよ。
混乱は深まるばかり。。

ところでつぶ貝には毒がある。唾液腺のところにテトラミンという毒があって食べるときにはとる。
この毒は火をとうしてもダメだから、とるしかない。

このテトラミンというのは比較的軽い毒だが酒に酔ったような頭痛やふらつきを起こす食中毒になるという。またバイ貝の種類や灯台つぶ貝というのは毒をもたないものもあるそうだ。

とはいえ、こんなちいさなつぶ貝をいっこいっこ大変じゃないすか。
うーん、食べ過ぎないということで、今回は唾液腺除去を省略。おすすめはできませんが、僕はあたったことはありません(お酒を飲むので気づかないのか?)
それでも入院例もあるようだから注意するにこしたことはないよ。

で、磯つぶ貝のしょうが煮を作っていきます。

まず塩水でごろごろと洗います。なるだけ丁寧にごしごしと汚れをとりたい。

そのあとお湯をぐらぐらと沸かし、臭み取りのためにいったんぶっこむ。だいたい二分くらい。
今回はここで電話をとってしまい、少し長く煮すぎた。出汁がでちゃうー

そして別にみりんとお酒、しょうゆ、少し砂糖で煮汁を作る。
湧いたら弱火にして磯つぶ貝をぶちこむ。
ショウガを入れる。今回はなかったのでチューブのショウガをたっぷりでかんべんしてやる。
アルミホイルで落とし蓋。
あまり煮過ぎない。固くなるから。

今回は実は市場で1キロ買ってきたので、本日分以外はタッパにいれて煮汁ごと保存。日にちがたつと味が染みてそれはそれでごはんにあう。考えるだけでうれしい。

さてビールを用意してと。

金串や爪楊枝で身をくるっととって食べる。うまー。
相方は爪楊枝でやたら器用にキモまで巻き取ってとりだす。キモはけっこう身から切れて貝の中に残っちゃうんだよなぁ。もったいない、あそこ旨いんだ。俺のも取ってくれ。

市場で磯つぶ貝キロ1400円だった。

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