死ねばいいのに

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現代社会において、耳にするようになった言葉だ。
もちろん褒められた言葉じゃない。

「死ねばいいのに」

でも僕は案外嫌いじゃない。いやいや誤解しないでほしい。まともなセリフじゃないのはわかっている。特に陰のオーラを放ちながら口にされたらたまらない。イジメ絶対ダメ。

もっとライトな言い回しで出くわす時があるじゃない。陰口でもなく誹謗中傷の類でも追い込む奴でもないやつ。
「もうっ。死ねばいいのに!」
何度も言うがね褒められた言葉じゃない。

しかしどんな最低な言葉もそのシチュエーションや関係性が大事で、ある関係性の中ではそこまで目くじらをたてるもんじゃないだろう。

近年、SNSなど文字でのやりとりがかなり多くなっている。文字はいつも同じ熱でよく見えないものもある。
文字だけでは伝わらないものってたくさんあるよ。
そして言葉づらだけを掬って非難するやからも多い。多いってかあふれている。
なんの想像もなくただひどいという。
言葉狩り、なんてのもよくみかける。でもね。言葉はなんにでもなるんだよ。
そりゃ傷つけもする。疑いももたせる。怒りもよぶ。
でもそれを含めて言葉はいかようにも使えるんだよ。それはシチュエーションや関係性によって変わるのだから、関係のないところでぎゃーぎゃー言ってたらね言葉なんてまったく味気もなく面白みのないただの文字に成り下がるんだよ。

つまり言葉を狩るより、もっと想像しようじゃないかって話。言葉を発するときももちろんだぞ。

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